よく耳にする、「お肌の生まれ変わり」ってなんですか?

A:お肌は28日間で生まれ変わるのが理想と言われていますが、お肌の中ではこんなことが起こっています↓

皮膚は、表面に近いところから「表皮」、「真皮」、「皮下脂肪組織」、という3つに分けられます。

この「表皮」で起こる細胞の生まれ変わりの繰り返しのことを、皮膚の新陳代謝=生まれ変わり、と言っています。

皮膚には「角質層」と言われる薄い層があり、身体の内部を、外の刺激(紫外線や乾燥など)から守ってくれています。

潤いを逃がさないように、ここで保っているんですね。

さらに、この角質層に近いところから、顆粒(カリュウ)層、有棘(ユウキョク)層、基底(キテイ)層、という3層がさらに下にあります。

細胞の赤ちゃんは、最も下にある層=基底層というところで作られて、その1つ1つが細胞分裂を繰り返していきどんどん新しい細胞を作っていきます。

(メラニンを作り出すメラノサイト(色素生成細胞)もこの基底層の中で作られます。)

その細胞が、角質層まで届くまでが14日間、そして角質層に届いてから、最後に垢となって剥がれ落ちるまでが14日間の、合わせて28日間が理想的なお肌の生まれ変わりと言われています。

肌の機能が衰えてこの新陳代謝が正常に行われなくなると、シミ、くすみ、ニキビなどのトラブルを引き起こします。

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