ファンデーションの種類と特徴
パウダータイプ
パウダーが主体。汗・水に弱い。テカリを抑え、透明感をだす。
日本人の肌質に良く合う。
リキッドタイプ
水分が多く、しっとりとした仕上がり。
汗・水に弱い。のびが良く、量のコントロールができる。
日本人の肌質に良く合う。乾燥肌の人に最適。
クリームタイプ
油分にパウダーをプラスしたもの。
つやのある仕上がり。
汗に弱い。
カバー力、保湿力が高い。冬に最適。
スティックタイプ
油分を多く含む。つやのある仕上がり。
カバー力に優れている。
にじみやヨレが起こりやすい。
ケーキタイプ
パウダーが多く含まれている。
マットな仕上がり。汗・水に強く崩れにくい。
カバー力がある。夏に最適。脂性肌に最適。
メンズメイクにも使われる。
2ウェイタイプ
パウダータイプとケーキタイプの両方の性質をもっている。
マットな仕上がり。適度なカバー力がある。
水おしろい
半分が化粧水、半分がファンデーションの液状ファンデーション。油分が少なくサラっとしている。
水層と顔料の層に分かれているので使用前に容器をよく振ってから使います。
※ここで言う「水おしろい」とは別に、舞台用として作られている、汗・水に強くカバー力の高い「水おしろい」もあります。
※ここでは、よく使われる、代表的なパウダータイプとリキッドタイプの2種類を紹介しますね。
<パウダータイプの使い方>
1.ファンデをスポンジにとる。
指3本でスポンジをもち、スポンジの面に半分くらいを目安にとりましょう。
2.右頬からあごまで、左頬からあごまでをつける。
顔の広い部分からつけていきます。力を入れすぎないように、‘スイスイ’と伸ばしながらつけます。
毛穴やシミ、そばかすなど気になる箇所は、‘トントン’’ふかふか’と、スポンジを置いていく感じで。
右頬からあごまでを塗り終わったら、もう一度ファンデーションをスポンジにとりましょう。
そして左頬からあごを塗りましょう。
3.ひたいにつける。
ファンデーションをとり、下から上にむかってつけてから、放射状に右のひたい、左のひたい、に伸ばしていきます。
4.目元、鼻先、口元につける。
残ったファンデーションで、細かい部分をつけます。スポンジを2つに折り曲げるとやりやすいですよ。
塗っていく順番は、上から下にむかって、上まぶた→下まぶた、鼻、小鼻、鼻先、上唇の上、下唇の下、です。
5.スポンジのキレイな面で、なじませる。
髪の生え際、首との境目を目立たせないようにするため、スポンジを軽くなでるようにして肌になじませます。
<リキッドタイプの使い方>
1.ファンデを手の平にとる。
目安は、小さいパール粒くらいの量。
利き手と反対の手にのせてね。ここでとった量を、両頬、ひたい、の3つに分けてつけていきます。
2.利き手の薬指で、よーくファンデを練る。
手で練ることで、ファンデーションが温まり、ファンデーションのノリがアップして、くずれにくくなります。
薬指が、指の中でも一番力が入らずタッチがやさしいので、薬指でね。
3.右頬からあごまで、左頬からあごまでをつける。
つけかたは、薬指でまず目の下の▽地帯において、そこを起点にちょっとづつずらしながらたたきこんでいきます。
薬指でつけたら、手のひら全体で包み込むようにしてたたきこむのがポイントです。
右頬が終わったら、ファンデーションを指にとり、同じように左頬からあごまでをすばやくたたきこみます。
4.眉にファンデーションをすりこみ、ひたいへのばす。
残りのファンデーションを指にとり、眉と毛流れと逆方向にむかってすりこみ、そこからひたいにむかってのばしていきます。反対側も同様にね。
5.目元・鼻先・口元につける。指に残ったファンデーションで、細かい部分をつけます。
上まぶた→下まぶた、鼻、小鼻、鼻先、上唇の上、下唇の下にね。
6.キメの細かいスポンジで、ファンデーションをたたきこむ。
4まで終わったあと、利き手と反対側の手の平に、まだ少しファンデーションが残りますよね?
ここで、キメの細かいスポンジを使って、そのファンデーションを吸い取ります。
こうすると、余分な油分はスポンが吸収し、さらに、毛穴の中にファンデーションがすんなり入っていくので1粒で2度おいしい作業です(笑)。
そのスポンジで、顔全体をたたきこんでいきましょう。
細かい部分は丁寧にね。
7.スポンジのキレイな面で、なじませる。
髪の生え際、首との境目を目立たせないようにするため、スポンジを軽くすべるようにして肌になじませます。