粋なはからいお顔にも

きょうは、小笠原流礼法宗家の書かれた『美人の教科書』という本の中から、着物の色に関するこのようなお話しがありましたので、ご紹介しますね。

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お花見の時期に、桜の着物を着ることは、すでに時期が遅い(!)のだそうです。

それは、桜を愛でるときに、桜が描かれている着物を着るということはまるで桜と競うようであるから、

というのが、その理由の1つだということでした。

和服でも、洋服でも、お花見にピンクの洋服を着るのではなく、

たとえば、葉をイメージした「緑」や川の流れを思わせるような「ブルー」を選ぶ・・

というようなことが書かれていました。

~なるほど!思わず納得です。

調和を重んじる、「粋」な考え方ですよね。

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自然の美しさに触れるとき・・

「自分と桜」という対等な関係を考えることよりも、

「桜から、やさしく見下ろされている自分」

「その場全体に溶け込んでいる自分」

という見かたもできるのですね。

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そうだとしたら・・

桜を愛でる季節、メイクにも、自然な「粋」を取りいれたいな^^、と思いました。

さきほどの例にあった、葉の緑や、川のブルー、という色は、まさしく、うすいピンクの花びらを引き立たせてくれるキレイな色ですよね。

上記のほかには、たとえば、

「アースカラー(earth color)」といわれている、地球が本来もっている色である、

◎大地や砂、木、あたたかな日差しの色

⇒クリーム、ベージュ、オレンジ、ブラウン

◎空、海の色

⇒水色、ブルー

◎草、葉の色

⇒黄緑、グリーン

といったような、自然の色みも、いいですね☆

(緑とブルーは、同じ考え方ですね。)

自然のもつやわらかい色みなので、ナチュラルメイクにはぴったりの色ですし・・^^

~「粋」をイメージしてメイクをしたら、お出かけするのがもっと楽しくなって、鏡をみるたびに、うれしくなっちゃいそうですよね。

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もうすぐ、桜の季節。

自然の色を、ファッションにもお顔にも取り入れる、という粋なはからいで、春の景色、いっぱい満喫しにいきましょう~^^/

『美人の教科書』

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